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2023.11.05

【20代後半の方向け】今後のキャリアの考え方

こんにちは、山本です。
以前、20代前半の方向けのキャリアの考え方についてお話しました。
今回は20代後半の方向けに今後のキャリアの考え方、おもに20代後半での転職について書きます。

考え方の軸

25歳、30歳、35歳と5歳区切りの年齢に近づいてくると、誰しも「次はどうしようか・・・」と考えるものです。20代後半、とくにアラサーと言われるような年齢に近づいてくるとより現実的な悩みとして意識してくるのではないでしょうか。当アカデミーでも「20代後半の方の転職相談」を頂くことも多いです。20代後半の方の転職相談では「現職を継続するべきか、転職するべきか」という内容が多い傾向があります。それもそのはず、新卒からの勤務であれば、部署異動や昇級なども経験して、ひと段落つくタイミングですし、2社目の方なんて言うのは、30歳という年齢を手前にしてどうキャリアアップしていくかなんてことを考える時期でしょう。

さて、そんなナーバスになる20代後半という時期に転職に対してどう考えるべきか。
人それぞれですが、私の考えだと以下です。
①キャリアアップ(同職種あるいは似たような職種への転職)の場合は・・・
 ⇒現職における役職の経歴があるかどうか、なければ就くことができるかどうかで転職時期を判断
②キャリアチェンジ(現在と異なる職種への転職)の場合は・・・
 ⇒心が決まっているのであれば今すぐ活動

以上が私の考えです。キャリアアップ・チェンジによってそれぞれ考え方が異なるということですね。
ここからはアップ・チェンジそれぞれにフォーカスしていくこととします。

キャリアアップの考え方

キャリアアップ転職を考える場合は当然ながら「経験」が評価の軸になります。
日本という国では、良くも悪くも転職時には「役職」を履歴書に書けるかかけないかで、評価のポイントが大きく変わってきます。平社員より係長、係長より課長が当然優遇されやすくなります。
特にキャリアップの場合は、「前職でリーダー経験があるかどうか」が評価の大きなポイントになってくるのでは。リーダー経験、つまり役職です。それが履歴書に書けるか書けないかで、転職先の大小に影響してくるでしょう。
さて、ここまで「役職が重要だ」という話しをしてきました。
転職を検討するときは是非、「あとどれくらいで役職に就くことが出来るか」を考えてみてください。
その見通しが立つのであれば、迷ってるくらいであれば役職に就いた後に転職を検討しても遅くありません。その方が将来の転職活動に圧倒的に有利になることでしょう。しかし、例えば・・・大企業に勤めていて年功序列制度があって「役職に就くにはあと3年かかる」なんてことが分かっているのであれば、もう致し方なし、現状の自分を最大限の武器として転職に臨みましょう。そもそも20代後半にもなって、(正当な評価をされていることが前提ですが)数年待たなければ役職に就けないなんて慣習の会社はもう辞めてしまった方がよいです、というような、、少々刺激的ではありますが、割り切った考え方を持つこともキャリアを形成する上では非常に重要だったりします。世の中には様々な面白い会社がたくさんあります。安定を考える時期ではありません。どんどん割り切ってチャレンジしていきましょう。

キャリアチェンジの考え方

上述した通りですが、答えは一択で、「今すぐ活動を」していきましょう。なぜなら、残念ではありますが日本というより全世界含めた世の中はキャリアチェンジすることに対して寛容ではありません。特に年齢が高くなれば高くなるほど社会の判断はシビヤになってきます。ということでキャリアチェンジを検討するのであれば一刻も早くというのが私の見解です。とはいえ年齢が高いからできないかというと、そうでもありません。少々年齢が高い方でもそれ相応の準備があればキャリアチェンジできている方も多くいらっしゃいます。しかし年齢によってそのハードルが高くなっていってしまうのは間違いないでしょう。

もう一つ重要なことが、キャリアチェンジは様々な変化を伴うということです。キャリアチェンジですから、当然企業は「未経験採用」となり今までの年収を保障できないケースのほうが多いでしょう。この点を理解されないままキャリアチェンジの活動に取り組むと、「思っていたのと違う」結果になってしまいます。一番左右されるのは年収面でしょう。しかしこれはもう仕方がありません。同じ社会の枠であろうと、今までと全く違う人生を歩んでいくようなものです。そんなルーキーに対して、会社は望む待遇通りに採用するでしょうか、それは話が良すぎるというものです。いくつになろうとキャリアチェンジする場合は、やりたいことをする代償として数値として落ちるものがあるという可能性を理解しておきましょう。

やりたいことをやりたいですよね。それには上記のような現実を受け入れて進む覚悟も同時に必要となってきます。しかしその覚悟を受入れ、無事にキャリアチェンジを果たしやりたい仕事ができる充実感は素晴らしいものがあるでしょう。社会の目は厳しいというような話をしましたが、個人的にはキャリアチェンジをして新しいことにチャレンジしてくことは非常に価値があると思っています。なぜかというと、シンプルな話ですが、Aという今までのスキルと違ったBというスキルがプラスされて、ABの2つのスキルをもったビジネスマンになることができるからです。私は時代はよりポリバレント(複数のポジション・役割を担当できる)なビジネスマンを求めている気がしてなりません。そういう意味でもキャリアチェンジには価値があるのです。

まとめ

さて、色々書いてしまいましたが今回は20代後半の方にフォーカスした内容でした。
次は、30代前半の方にフォーカスした内容を書いていきたいと思います。
30代前ともなると・・・様々な選択を経験されていますね。なかなか深い内容になる気がしています・・・

さておき、上記に書いたような転職に関するご相談などもデータサイエンスアカデミーでは随時受け付けています。お悩みがある方は是非気軽にお問い合わせください。まずは皆さんの状況をお聞かせください。皆さんにとって意義のあるアドバイスが出来ればと思い、皆さんとお話をしていきたいと考えています。

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