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2023.06.28

転職活動における面接対策を徹底解説 ~見た目編(後編)~

こんにちは。山本です。
さて、今回は前回の「転職活動における面接対策を徹底解説~見た目編(前編)~」に続く後編としてお届けいたします。

今回フォーカスするトピックスは以下の3つです。
・髪型
・服装
・背景(特にオンライン時)

全ての要素をまとめて一言でいってしまうと、「清潔感が大事」なのですが、意外とこの清潔感を演出するのは意識しなければいけません。というのもどれか一つでも欠けてしまうと、この清潔感が途端にマイナスな印象になってしまう可能性もあるからです。そういう意味ではこの清潔感、普段から意識して本番の時にアタフタしないよう準備したいですね。前回の記事でも言いましたが、そう、人間というのは非常に贅沢な存在なのです。

好きなタイプは?と聞かれ、「中身重視」という人の97%くらいは「清潔感があること」が大前提にあると私は思っています。100%と言ってしまうとそうでもない人もいるかもしれませんので、ここは抑えめに97%と言っておきましょう・・・ひねくれてますかね?いや現実は厳しいものです。
そういう私も、残念ながら「中身重視じゃないじゃん」って思ったことは人生で数回あります。

さて、このまま話を続けたいところですが、本題に戻り、一つずつ順を追っていきましょう。

髪型はどうすればよいのでしょうか?

やはり「無難」が一番です。

特に男性で髪が長い方は、注意です。
ワイルドさが出るかもしれませんが、ボサボサな感じを演出しすぎると野性味が出すぎてしまって、なんだか攻撃的な印象になってしまう場合もあります。そういう時は素直に髪を切ってサッパリする、あるいは結わえてスマートな印象を演出するなどするほうが良いかもしれません。ビジネスの世界にワイルドさは必要ないんですね、どちらかというと必要なのはスマートさです。面接もある意味、商談と捉えスマートさを心掛けたほうがよろしいかと思います。

ちなみに私個人は、髪の長さより気になるのが色です。特にプリンが気になります。明るいことは気にならないし、もはやファッションとして理解される場合も多い時代になってきていると思いますが、(程よさは大切)男女問わずプリンだと、気になります。普段身の回りの同僚が、「働いていて忙しくて美容室行けなくて、、、」とかはもう仕方が無いと思うのですが、面接の時くらいはなんとかしましょう、、と思うことがたまにあります。

服装は何が良いのでしょうか?

結論、ワイシャツ・ジャケット姿が一番当たり障りなく安全だと思っています。
とりあえずワイシャツ・ジャケットを着ていれば、マイナスに思われることはありません。
襟が大事なんですね。襟がある格好をしましょう。

一方、気を付けなければいけないのが、「カジュアル」という言葉です。ビジカジやオフィカジという言葉が流行してしまい、面接時の服装の基準が一気に崩れた気がします。便利に使えるように思える一方、良し悪しの判断が難しくなってしまいました。このカジュアルという言葉が厄介です。「カジュアルでも良いですよ」という人の服装を見てみると本当にバラバラです。何がカジュアルかもはやわかりません。「Tシャツでもイイヨ・・・」なんてニュアンスに聞こえてしまいますが、実際に面接をTシャツで来られたら「?」となる人の方が多いのではないのでしょうか。

もし「今の時代の面接ではカジュアルな恰好でも大丈夫だろう」と少しでも認識としてある場合はまずその認識は捨て去りましょう。

しかしまれに「カジュアルな服装でお越しください」なんてリクエストをされるケースもあります。
このカジュアルですが、「普段着」あるいは「Tシャツでも良い」などと正装時からかけ離れた解釈をしてしまうと危険です。私は「ネクタイはしなくて良い」「ジャケットの素材感もラフなもので良い」程度の解釈で留めておいた方がベターです。
特にまだビジネスの経験が浅い、新卒・第2新卒あたりの方はここらへん注意が必要です。

繰り返しますが、面接の時やイベントごとの時は、ワイシャツ・ジャケット姿で臨むのが一番安全です。あとはその会社のイメージなどを想定したうえでネクタイをしたほうがよいか、ジャケットの色は少し明るめが良いかなどを判断すればよいと思います。

オンライン時の背景の良し悪し

昨今オンラインでの面接が主流になってきました。
少なくとも1次面接はオンラインでという企業がほとんどではないでしょうか。
普段見知り合った仲の人とオンライン会議で話す際は気にならないのですが、
ことさら面接になると相手(面接官)は全方位から候補者を見てきます。前の記事にも書きました。)厳しいながら、背景のせいでその人の良さが消えてしまうなんてこともあります。

まずは良くない例からお話ししていきましょう。
例えば、背景一面に洗濯物が干してあるとします。どうでしょうか。皆さんは「この人家事頑張ってるんだな!うーむこれは仕事できそうだな!」というようなポジティブな気持ちになりますでしょうか?
おそらくそうでないと思うんですよね。大抵の方は、マイナスなイメージを持ってしまうものです。

あるいは散らかった部屋が映ると「整理整頓できなさそうだな=仕事のタスク管理ができなさそうだな」と本人の意志とは反して、勝手にいらぬことまで想像されてしまうケースもあります。。

つまり、映り込むものが多ければ多いほど、リスクを伴うという話です。
映り込むものをオシャレにレイアウトする人もたくさんいますが、オシャレという感覚も人それぞれ、極力シンプル(映るものが少ない)で生活感を感じない背景が一番安全です。どうしてもというときは背景をボカす機能を使いましょう。背景を変えるというのは個人的にはオススメしません。正直このボカシも反対なのですが、最終手段としてはアリだと思います。

次にこうしたほうが良いという例ですが、
特に顔は明るく映ったほうが印象は良いです。カメラの解像度が悪ければ外部の照明の力を借りましょう。照明一つで表情の良し悪しが決まってしまいます。せっかくなので良い表情で自分の事をアピールしたいですよね。

このように、オンラインという利便性の裏には様々な注意点もあります。
要は「油断しないように」しましょうということですね。

見た目編の総括

アレコレと書いてしまいましたが、まとめると以下のような感じではないでしょうか。
・初対面では目に映るもので判断されることが多い。見た目は重要。
・服装や髪形など、清潔感のある恰好で臨むべき。
・オンライン面接は便利だけど、色々と要注意。油断しない。

という3つの意識を持って全体的にマイナスのポイントを極力減らしていくことを心掛けると良いと思います。面接ではこのいかにマイナスポイントを減らすかということが重要になってきます。

就職活動・転職活動って大変ですよね。
それはもうしんどいです。面接でうまくいかなかった時なんてのは思い切り凹みます。
実は転職活動で最も大変なのが「メンタル管理」だと考えています。
うまくいかないほうが多いのが転職活動です。それでもチャレンジし続けなければいけません。
次回はこの「メンタル管理編」をお届けしたいと思います。

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