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2023.11.09

AIの未来を覗いてみる(1)

こんにちは、山本です。
最近AIについての記事を書くようになったのでせっかくなのでこのタイトルでシリーズ化していきたいと思います。AIの発展における未来を考察するにあたって参考になるようなニュースなどをどんどん皆さんに共有していきたいとおもいます。

人型ロボットを大量生産

さぁいよいよターミネーターの映画のような世界が現実味を帯びてくるかもしれません。
Yahoo!ニュースの記事によると、2025年までに中国発信の「上級レベルの人型ロボット」が大量生産される計画があるとのこと。当然このロボットには人工知能が搭載されているでしょう。
差し当たっては、工場での軽作業や運搬など業務効率をあげるために導入されるケースが多いと思うのですが、、、、さらに技術の進歩が進んでいくとどうなるのか・・・

ロボットによる犯罪の可能性も

上記で記載したロボットは、人工知能が搭載されていますが、それはどれも通信が絶対的に必要になってきます。つまりオフラインでは決まったプログラムの範囲での動作に限定されますが、オンラインになった段階でロボットの行動範囲は限りがなくなります。ロボットに搭載されている人工知能チップに通信を通して他国の優秀ハッカーが入り込んで、人間を襲うようなプログラムに書き換えてしまうなんてことが出てくるかもしれません。まさにターミネーターの世界です。チップのセキュリティの脆弱性をついてくる闇業者がたくさん出てくるでしょう。(もう準備していることでしょう)
そしてロボットによる犯罪が行った場合の責任の所在はどうなるのか・・・法整備はこの技術の進歩に追いつけるのでしょうか。

いやはやいきなり恐ろしい話をしてしまっていますが、人工知能というものは人類にとって危険な対象となりうるものだという認識を私たちは強く持っていないといけないのかもしれません。
「犯罪はいけないことです」ということをロボットは正しく認識できるのでしょうか。

AI思考とプログラミングスキル

さて、ネガティブなことばかり推察してしまいましたが、人工知能を搭載するロボットが人々の生活を豊かにしてくれることは間違いないでしょう。ロボットが解決できることもたくさんあります。ロボットが社会問題を解決してくれるシーンも多々出てくるでしょう。今まで人間の手では物理的に踏み込めなかった領域もロボットが踏み込んでくれることにより解決または新たな発見につながることもあるでしょう。限りなく人工知能という存在は私たちのすぐ隣にまでやっていきています。そういった存在とどううまく付き合っていくのか、そこには、人工知能自体の仕組みを理解して制御する術を持つ必要があります。人工知能の仕組みの理解(=勝手にAI思考と呼ばせて頂きます)と人工知能を制御する術(=プログラミングスキル)があって初めてロボットをうまく扱えるようになるでしょう。

近い将来、ロボットに埋め込まれたチップを取り出し、それをPCに挿入して、チップに書かれたプログラミングコードを誰でも修正できる、、なんて世の中が来ると思っています。そうなったとき、ロボットをどう上手に動かせるかは、上述したようにAI思考とプログラミングスキルが備わっているかにかかってくるといっても過言ではありません。

さて、皆さんはどういうロボットを作ってみたいですか?
今から5年後10年後の未来を一緒に考えていきましょう。

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