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2023.10.05

リスキリングでエンジニアを目指す

こんにちは。山本です。
さて、前回の記事では「リスキリングでは何をやったらよいか」のような話に触れました。
今回は「リスキリングでエンジニアを目指す」というテーマで記事を書いていきます。

リスキリングでエンジニアを目指せるのか?

まずは、そもそも「リスキリングでエンジニアを目指せるのか?」ということから話していきます。
結論としては「YES」であり、大いに可能性はあると思っております。
私は現にそういった方を多く見てきました。
リスキリングでエンジニアを目指すパターンとしては、以下の2通りがあるかと思います。
(A)社内でエンジニアへのキャリアを目指す
(B)転職でエンジニアへのキャリアチェンジを目指す
両パターンとも目標を実現させた方はたくさんいます。
皆さんの目標を実現して頂けるよう、これから書く内容がエンジニアを目指している方にとって参考になれば幸いです。

どんなエンジニアを目指したいか?

このテーマが一番「リスキリングでやるべきこと」の答えに直結します。
「エンジニア」と一概にいっても、世の中には様々な領域で活躍しているエンジニアがいます。
そして、それぞれによって役割が違って、また成果も変わってきます。

就職支援を通して、「ITエンジニアになりたい」という人の半分くらいはITエンジニアというものがどういうものなのか掴めていません。「プログラミングをする人=ITエンジニア」という認識の方もいたり、「WEBサイトを作る人」「システムを作る人」などという認識の方もいらっしゃいます。
この認識は間違ってはいませんが、明確化された認識ではありません。
何が明確でないか。ITエンジニアという言葉がカバーする範囲・プロセスは実はとても幅広く、その中身を見ていくと役割によって細分化されています。ITエンジニアという枠の中であれば大抵のエンジニアは「プログラミングをする」でしょうし、半分くらいの方は「WEBサイトを作ることにかかわって」います。つまり「プログラミングをする人=ITエンジニア」という認識で止まっていると、「そりゃITエンジニアだからプログラミングはするでしょう、で何がしたいんですか?」となってしまいます。

もう少し具体的に話していきます。
例えば、ITによる素晴らしいサービスで私たちにとって身近で想像しやすいもの、YOUTUBEなんかを思い浮かべてみましょう。YOUTUBEという動画配信サイトを形作るには様々なITエンジニアが関わっています。
想像してみると以下のような感じです。(あくまで私のイメージであり実際は以下の限りではありません。)
・YOUTUBEにアクセスすると私たちが見えるインターフェースを作成しているエンジニア
・YOUTUBEに登録するための、会員登録システムを構築しているエンジニア
・ユーザーが動画を視聴した際にレコメンドされる動画を表示させる仕組みを作っているエンジニア
・ユーザーの行動履歴を分析するエンジニア
・分析した結果をもとにして管理画面にダッシュボードを実装するエンジニア
・コメント機能やイイネ機能などSNSの要素がある仕組みを構築しているエンジニア
・YOUTUBEというサイトが入っているサーバ(クラウド)を保守・運用しているエンジニア
・社内のネットワークを管理しているエンジニア
などなどと、細かいプロセスとその役割にわけていくとキリがありません。
このようにエンジニアとしての専門領域は細分化されていて、その領域によって、扱うプログラミング言語も違えば、習得するべきスキルも違ってきます。

考えるべきことは、どういうプロセス(役割)を担うエンジニアを目指したいかということです。
まずはそのイメージを持つことが大事です。
しかし、人には向き不向きがあります。
膨大なアクセスがあるプラットフォームがダウンしないように支えるインフラエンジニアでありたい、という方もいれば、だれが見ても使い勝手が良いUI(ユーザーインターフェース)を作るエンジニアになりたい、という方もいれば、ユーザーの行動履歴を分析してマーケティングに貢献するエンジニアになりたい、なんて方もいます。
上記のようにエンジニアといっても目的が全然違ってきます。
リスキリングの前に、エンジニアを目指す方がまず考えるべきことは「●●をするエンジニア」の●●という目的をイメージすることだと考えます。

エンジニアを目指すためにやるべきリスキリング

さて、話を戻します。今までの内容で「エンジニアという職業はそれぞれのプロセス(役割)によって細分化されていて、業務内容や保有しているスキルがそれぞれ異なる」ということはだいたい理解いただけたかと思います。
なりたいエンジニア像が出来上がったら、次考えること、調査することは「どんなスキルを身に付けるべきなのか」ということです。そしてそれらをリスキリングすればOKということになります。
ここら辺のことはGoogleで検索すれば、山ほどいろんな記事が出てくるので参考にしてみてください。

まとめ

冒頭に申し上げた「リスキリングでエンジニアを目指せるか」に対して答えは「YES」であり重要なのは「どんなエンジニアを目指したいかを明確化すること」ということになります。明確化することで、リスキリングするべき内容が決まって、目標に対しての最短距離を行くことができます。

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