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2023.08.29

転職活動における面接対策を徹底解説 ~質疑応答編(後編②)

こんにちは。山本です。
唸るような暑い日が続きますね。日本は北から南まで長い列島の形をしているので、亜寒帯~亜熱帯まで様々な気候帯になっていますが、今年の暑さを肌で感じる限り、、私がいる東京はもう亜熱帯なんじゃないでしょうか・・・と思うくらい暑いですね。とにかく身の安全を最優先に日々元気に生活していきましょう。

さて、今回は「質疑応答編(後編②)」をお送りしたいと思います。
前編はこちらからご覧ください。

今回の記事では、面接時によく聞かれる質問に対する「答え方」を中心にお話します。

振り返り:面接でよく聞かれる6つの質問

前回の記事では以下の6つの質問が面接でよく聞かれるとお話しました。
1.志望動機(なぜその会社に興味をもったのか)
2.転職理由
3.考えている将来設計(キャリアプラン)
4.直近でやりたいこと
5.今努力していること
6.該当職種を目指す理由・きっかけ
そして、これらの質問を面接官はなぜ面接で聞いてくるのか、それは「実際に候補者の口から聞いて、候補者のことをもっとよく知りたいから」なんです、というところまでお話しました。
では、上記の6つの質問に対してどう答えていくのが良いのか、私なりの見解をお話します。

志望動機の答え方

まずどの企業でも当たり前のように聞かれるのがこの志望動機です。
結論から言うと、志望動機は3つくらいは用意した方が良いです。
なぜ複数必要なのか、それは、その企業のことをしっかり調べて自分なりに考えを持って臨んでいるということをアピールするためです。数の問題ですね。1つだと物足りないと考えます。
1つだけだと「他には無いの?」と思われてしまい、マイナスイメージになってしまう可能性がありますので、せめて3つくらいは用意しましょう。

転職理由

これが難しいです。何が難しいかというと、「どこまで話したらよいのか」が明確ではありません。
私は、転職する理由のほとんどはマイナス要素を含んでいるものだと思っています。マイナス要素というのは、「上司と馬が合わない」「勤務環境が過酷」「パワハラ」「会社の将来性に不安がある」などです。

しかし、上記のようなマイナス要素をそのまま初見のビジネスマンに素直に話してしまうのは良くありません。以前の記事で「ネガティブなことは話さないようにしましょう」と書きましたが、それと同じでマイナスな印象に捉えられてしまう場合があります。出来ることであれば、ポジティブな表現に変換して伝えた方が良いかなと思います。

転職理由は人それぞれでしょうし色々な事情があるかと思います。しかし口酸っぱく言っていますが、面接の場所というのは候補者に会社が投資するかどうかを判断するビジネスの場所なのです。当然相手がどう受け止めるかを考えながら話す必要がありますよね。大事なことはここですね。

考えている将来設計(キャリアプラン)

キャリアプランもよく聞かれますよね。これも言えた方が良いです。裏を取ると、「計画性を持っているか」ということを問われている項目のような気がします。この質問の回答に正解・不正解は当然ありません。例えば皆さんが会社を経営する社長の立場になったとして考えてみてください。どのような人材を採用したいかと考えたとき、「計画性が無い方」よりかは「ある方」の方が良いですよね。

具体的な話をすると、短期・中長期・長期の3つくらいの計画はあったほうが良さそうです。

直近でやりたいこと

これは上記のキャリアプランと同じような話です。
「何もやりたいことがない」よりかは「何かやりたいことがあるんだ」と思われた方が良いイメージになりますよね。またそれが面接の企業の業務に親和性があるような内容だったらなおよいと思います。(無理に合わせる必要はありません)
興味あるニュースやチャレンジしてみたい事があれば、それをしっかりと言語化して話せるよう準備しておきましょう。

今努力していること

これはなんでも良いと思います。趣味だろうが何だろうが話せることを話しましょう。
上記の直近でやりたいこと、と同じような話ですね。

該当職種を目指す理由・きっかけ

転職理由や志望動機に近い話ですが、これも説明できるようになっておく必要があります。
「Aという会社に入りたい(会社軸)」と「データサイエンティストになりたい(職種軸)」という2つのWantがあった時にこの2つのWantにはそれぞれ理由やきっかけがあるはずなんです。
その理由やきっかけを言えることで、キャリア形成におけるロジックが成立して相手にも伝わりやすくなります。相手に的確に伝わるということは、つまり安心感や信頼感を与えることとほぼ同意です。

まとめ

以上が質問1~6への良い答え方(あくまで傾向)になります。
ぜひ参考にしてみてください。
実際に回答の仕方などに悩んでしまう方はぜひ気軽にデータサイエンスアカデミーにご相談ください。データサイエンスアカデミーでは皆様の就職支援も行っており、こういった面接対策も充実しております。ご興味がある方は一度お問い合わせください。

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