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2023.07.04

エントリーシートの効果的な書き方

こんにちは。山本です。
今回は就職活動のキモとなるエントリーシートについて書きたいと思います。

エントリーシートにおいて効果的な書き方や見栄えがよくなる方法などよく聞かれます。
しかし自分のキャリアを淡々と書く書類において見栄えや効果的などというのは残念ながら期待できません。

あえて言えば、「相手がわかりやすく」、この1点につきます。
これ以外、考える必要はまったくありません。
企業の人事担当者は、たくさんの方のエントリー書類を見ます。
その中でパット見てわかりやすい書類の方が良いのは当然だと思います。
読んでてわかりにくいと・・・読み飛ばされてしまうかもしれません。

それでは、わかりやすい書類に仕立て上げるにはどうすれば良いのか。
いろんな人のエントリーシートを見てアドバイスしてきた私の観点から、
「わかりやすくする為」の工夫するポイントをピックアップしてご紹介していきたいと思います。

私は書類においては形から入るタイプなので、
全体的な見た目→内容の順にお話ししていきます。

段落、改行、行揃え(見た目)

ほぼ文字だけで構成される書類において、
パワーポイントのようなデザイン性などは工夫できません。
しかしそれでも見やすい見にくい、美しい、美しくない、
などと書類の見た目は分かれます。

美しく(=わかりやすく)するための必須条件が、
段落分けできてるか、改行はできてるか、行揃えなどは出来てるか、です。
出来てない方はこの3つを工夫するだけでも
書類としての完成度がググンとあがる
と思います。

小学校の頃に書いた作文なんてのを思い出して頂くと良いかもしれません。

ちなみに書類の枚数ですが、特に決まりはありません。
無理に詰めて枚数をすくなくするくらいでしたら
1.2ページ増えても余裕をもった改行などを優先するべきです。

えてして誰しもコンパクトにまとめたがるですが、
コンパクトにまとめることで見やすさが損なわれるようであれば、
ページ数を増やすという選択肢
を取ったほうが良いでしょう。

具体性を持たせた内容に(内容)

さて、内容はどうかというと、わかりやすいのが数字を活用することです。
数字を活用することで、一気にその書類のわかりやすさがアップします。

たとえば、「営業を努力して店舗の売上がかなり伸びた。」
という文章よりかは「既存の取引先へのアプローチ数を月間50件から100件に伸ばすことで、売上前年比150%の達成を実現した」という数字を入れて文章の解像度をあげることで、
読み手の印象はガラッとかわります。

「かなり」とか「もっと」などの表現は使いがちになるのですが、
読み手は「何をもって”かなり”なの?」「何をもって”もっと”なの?」と
文章から読み取れる情報が少なくなってしまいます。
文章から読み取れる情報の量は直接アピールの量に繋がっていきます。
アピールできることは解像度高く確実に伝わるようにしたいですよね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回は以下の2つの項目のみお話ししました。
・見た目(段落・改行・行揃え)の改善
・文章に具体性を持たせる

上記を徹底するだけでも、書類は変貌をとげて一段質が高い書類になることでしょう。
今後就職活動を控えている方は、是非参考にして頂ければ幸いです。

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