Column連載コラム
2022.12.14
【講師自己紹介】大学時代の専攻と現在携わっている業務について
■はじめに
データサイエンスアカデミー兼任講師のブライソンと申します。
普段はグループ会社の株式会社D4cプレミアムで働いており、データサイエンスアカデミーで講師も務めております。
このコラムでは、私の自己紹介として大学時代の専攻、そして現在携わっている業務について述べていきたいと思います。
■大学時代の専攻
私は大学時代に情報科学科に所属しておりました。情報科学科というのは、その名の通り情報学を専攻する学科です。
「情報学って何を勉強するの?エクセル?」というような質問をよくされるのですが、私はその際「IT全般」という風に答えています。
そうです。みなさんの想像するITを、私は網羅的に学びました。プログラミング、アルゴリズム、セキュリティ、データベース、ネットワーク、etc…。
これらのことを理論から実装まで行います。さらにはベースとなる数学の授業もたくさんありました。今思えば、ずいぶんと広い範囲を学びました。
大学一年生の最初のプログラミングの授業では、C言語での「printf(“hello world!”);」に苦労していましたが、三年生が終わるころには実験ではCPUを実装し、演習ではコンパイラを作成するまでに至りました。
四年生になり、研究室に配属されました。
私の研究室はバイオインフォマティクスという分野の研究室で、簡単に言うと、生物系のデータを使ってデータサイエンスをしよう!というような研究室でした。
その中で私は、医学部との共同研究で白血球をコンピュータを使って追跡するという研究をしていました。
今現在、白血球は動画を見ながら人間が目で追っているのですが、これは大変な労力と時間が必要になります。
そこで、機械学習を使い、白血球をコンピュータに追跡させました。いわゆるAIを使って、時間を節約するための研究です。
しかし、研究は自分の性に合わず、社会のために自分のIT知識を利用したいと思い、学部を卒業後今の会社にデータサイエンティストとして参画しました。
■現在携わっている業務
私は、現在アパレル関係のプロジェクトに従事しています。
分析をするためのデータ基盤の運用保守担当としてクラウドを使用しデータ分析をするための基盤を整えています。
毎日大量のデータがクラウドに送られてくるのですが、それらは綺麗な形をしているとは言えません。そのため、分析のしやすいデータに整形したり、複数のデータを組み合わせて新たなデータを作ったりしています。
さらにそれらのデータを用いてダッシュボードの作成や簡単な分析も行います。
別で動いている分析のチームのために働く裏方のような役割です。
裏方と聞くと地味に聞こえてしまいますが、幅広いクラウドの知識やそもそものデータに対する知識が必要であり、非常に重要な役割となっています。
■おわりに
以上で私の自己紹介とさせていただきたいと思います。
データサイエンスにおいて、ITというのはあくまでツールであるかもしれません。
しかし、そのツールを深く理解しているか、ただのツールとして必要最低限の知識で使うかでは訳が違います。
私のITという角度からの知識を使い、講師として生徒のみなさんを満足させられるように頑張っていきたいと思います。
よろしくお願いします。