Column連載コラム

2022.11.28

【講師自己紹介】データサイエンティストを志した理由と今現在かかわっている業務

■初めに

データサイエンスアカデミーで兼任講師を務めております。ナムと申します。

普段はグループ会社の株式会社D4cプレミアムで働く中、データサイエンスアカデミーで講師も務めております。

 

 

■自己紹介

まずは簡単に自己紹介から始めたいと思います。

私は大学時代経済学を専攻として、修士号まで取得しております。

その中で自分が最も興味を持っていたのは、計量経済学、という分野でした。

国家機関や民間企業などで調査し、発表している各種統計資料など、観察できる統計データを見て、どうしてそのような結果になったのかというものを経済理論に基づいて考える学問です。

 

2022年11月時点で日本経済の主要な話題の一つは、急激に進む円安、物価の上昇ですね。

なぜ円安は物価の上昇を招くのか、これを実際の各種情報、例えば円・ドルの為替、日本の主な輸出入品目資料などを見ながらどうして上記2つのことに関連があるのかを考えてみるというのも計量経済学となります。

 

こういう研究をやる中で最も重要なものは、経済理論に詳しいことではないと私は考えています。

もちろん理論について詳しいということは大事ではありますが、データを見て、そこ隠されている意味を見つけることや、自分が知っている理論と結びつけて考えられるという能力の方が大切だと思うのです。

そしてこれは、自分が最も興味を持っていたことでもありました。

 

・一見数字や文字の並びでしかないデータを見る。

・仮説を立てて、このデータを加工・集計をしてみる。

・仮説通りなら、なぜそうなのか、仮説と相反するなら、なぜそうなのか。

 

こういったことを考え続けながらデータを見ていくことが自分にとってはとても楽しく思いました。

その意識こそ、今現在私が今の職場で働くように導いたのではないかと思います。

 

■自身の携わっている業務

次に、今現在私が実際関わっている業務に関して簡単にお話しさせていただきたいと思います。

私は現在金融業界に分類されるクライアント様のプロジェクトに従事しています。

債権、つまりお金を請求する権利を管理する業務のうち、私が関わっているのは、

 

・それぞれの債権が本当に回収できるのかどうか。

・回収できるのであればどれぐらい回収できるのか。
・このような債務者にはどのような行動をとったほうが良いのか。

 

などを把握し、実際にお金を回収する業務を行う方をアシストするための情報を提示する事です。
もう少しだけ詳しく言いますと、債権回収の成否は業務を行う人個人のスキルに依存する部分が大きかったのですが、これを個々人の経験などに基づいた判断から離れて、データに基づくある程度マニュアル化された行動へと転換させるのが私の主な業務です。

 

■終わりに

 

今回、自己紹介としては以下の2点について述べました。

 

・データサイエンティストになった理由

・今現在かかわっている業務

 

これからも、こちらに記事を投稿する予定でございます。

講師という役職がついているものの、私自身もまだまだ修行の身であり、この業界は立ち留まることなく、常に前を見て歩かないといけないと思っております。

私自身から皆様に知識を伝えることがあれば、逆に皆様から学ぶ機会も非常に多いと思っておりますので、共に影響を与え合って成長できれば幸いです。

 

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