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2023.06.21
データサイエンスアカデミーでの学び方、問題解決へのアプローチ
こんにちは。運営の尾上です。
データサイエンスアカデミーでは大きく以下の流れで日々の学習を行っていただいております。
①動画、教材を使用した自主学習(オンデマンド型授業)
②講師への質問、相談(チャット、ライブ配信、オンラインでの面談形式)
③スクーリングでの演習
それぞれの詳しい内容等はHP内にも記載がありますので本記事では割愛いたしますが、今回は特にその中の①②について、どう学んでいくのがよいのか、また詰まったときにはどう解決を図っていくかについてご紹介いたします。
インプットの仕方
データサイエンスを学ぶ際に最終目標とするのは情報のアウトプットをできるようにすることです。
そのため、いわゆる学校の勉強のように何かを詰め込んで覚えるというより使えることを優先して取り組んでいただければと思います。
とはいえ、いきなりプログラミングを書きましょう/分析をしましょうというのはあまりに酷な話です。
ですので、そこはステップをご用意しております。
まずは初歩の部分から、動画・テキストを使用して内容を把握し、その部分についての課題に取り組んでいき、それができたら次の章へ…と進んでいただきます。
ここで大事になるのは「100%理解しなくてもとりあえずOK!」の精神を持つことです。
取りあえず理解し、何とかプログラミングが動くという段階まで行きましたら、次の段階へ行くということを繰り返すことで、過去の曖昧だった部分についても「あれってこういうことだったのか」と理解をしながら進めることができます。
これが全部理解するまでは次にいけないと考えてしまうと、いつまでたっても先には進めません。なぜなら初学者であればあるほど「どこまでやったら全部理解したことになるのか」が分からず、ゴールのない学習を続けることになってしまうからです。
疑問の解消、自習時のポイント
とはいえ、「ここが分からないと進めない」ということも出てきます。
そういった疑問・質問についてどうアプローチしていくかですが、以下の通り取り組むことをお勧めします。
■説明の意味が分からない場合
①Chat GPTやGoogle Bardなどの大規模言語モデルに聞いてみる
②単語について検索してみる
③講師に聞く
まず①についてですが、弊社の山本がブログ記事の中でも挙げておりますが、とりあえずでもこういったツールを使ってみるというのも面白いです。とはいえ、まだまだ精度の面で100%信頼できるわけではないので、とりあえず聞いてみるというくらいの温度でいいかもしれません。
(単語について質問してみたところ、頓珍漢な答えが返ってきてしまうことも多くあります)
そうなると、次に試すのは②ですが、これについてもテキストや動画で説明している以上に分かりやすくなっているということは多くはありません。とはいえ、違う説明の仕方になることで理解が進むということは大いにありますので、これについても軽く調べてみて、自分の認識が合っているかの照合に使うくらいの使い方がいいでしょう。
どちらもじっくりこれだけで理解しようとするというよりも、それぞれ5~10分で確認をしてみるくらいの使い方でいいと思います。
そして、最後の手段として③で解決してしまいましょう。講師とコミュニケーションをとりながら解決することで、何が分からなかったので、なぜわからなかったのかも含めて理解を深めていくことができます。
なぜいきなり講師に頼らないのかというと、これは学習意図というよりも、その後の活用に向けた意図です。実務ではすぐに質問のできる講師は元より、先輩や上司もいないかもしれません。いたとしても多忙で質問ができないなんてことも想像できます。
その時のために①②のように自身で調べ、理解する力をつけることは非常に大切です。
■プログラムコードがうまく動かない場合
①エラーコードを見てみる(意味が分からなければ、そのまま検索してみる)
②Chat GPTやGoogle Bardなどの大規模言語モデルにコードを書かせて、自身の書いたコードと比較す
③講師に聞く
先ほどとは若干違いますね。
まず、プログラミングの躓きの場合、自分が作ったコードがあると思いますので、まずなぜそれがダメなのか、①で確認してみましょう。
たまに、エラーの調べ方が分からないという方がいらっしゃいますが、エラーコードを入れるだけでも何となく原因が掴めたりします。世の中には自分たちよりも先に調べ、躓き、成長した人たちが山のようにいます。その中には自身の課題解決を記事にしたり、まとめたりしている人も多くいますので、それを見つけに行きましょう。なぜエラーが出たのかが分かれば、どうすればいいかを考えることができます。
ちなみに、エラーを調べてみると、単にタイピングミスだったなんてことも多くあります。
そして、先ほど同様②のように大規模言語モデルを使ってみましょう。最近はアカデミーの受講生でも課題に対してChat GPTに書かせてみましたという人も増えつつあります。Chat GPTなどを使うことで、コードの記述のアイデアを貰うことや、考え方のヒントを得ることができます。
ただし、先ほど記載した通り100%正解が返ってくるとは限りませんので、ご注意ください!
とはいえ、最後は結局③の通り、講師に相談するのが一番です。
それこそ、タイピングミスなどは自分で何度も確認したはずなのに気づかなかったなんてことも少なくありません。内容の理解同様5~10分考えても分からないようでしたら、講師に質問をしてしまいましょう。
ということで、学習の取り組み方、問題解決の仕方について簡単にご紹介しました。
実は問題解決の①②についてはアカデミーを受講せずに、自力で学習している方でも取り組めるアプローチです。
ですが、そこで解決できない、やりきれないという方も多いかと思います。
特に今までこのようなものを学んだ経験がない人ですと、何から手を付けたらいいかという不安もあるでしょう。
そんな方は是非アカデミーをご受講ください。
講師が親身に皆様の躓きやすいところや、困っているところをヒアリングし、サポートしてまいります。
より細かいサポートやカリキュラムなど、興味のある方は一度個別相談にご参加ください。
講師の前にまずはスタッフより、皆様のお悩み解決に向けたお話をさせていただきます。