Column連載コラム

2024.05.29

専門実践教育訓練給付金のお手続きについて【2024年最新版】

こんにちは。運営担当の尾上です。

昨年、専門実践教育訓練給付金の利用についての記事を掲載いたしましたが、本年度よりお手続きについてのDX化が進み、申請自体がオンラインで可能となるなど制度に若干の変更がございます。

今回はそちらについて何が変わったのか、どう処理をすすめればよいのかをご紹介いたします。

※そもそもの専門実践教育訓練給付金のご紹介ついてはこちらの記事ご確認ください。

今回変更点としては大きく4つあります。

①専門実践教育訓練給付金申請期限の緩和

②キャリアコンサルティング予約方法

③キャリアコンサルティング実施方法

④専門実践教育訓練給付金申請方法

専門実践教育訓練給付金申請期限の緩和

まずは専門実践教育訓練給付金の手続き期日についてです。

 ●昨年度まで:原則として受講開始日の1か月前までに申請が必要

 ●今年度から:原則として受講開始日の2週間前までに申請が必要

上記の通り、今までに比べて、申請締め切りの猶予が伸びました。

今まではそろそろ受講してみようかなと思ったときには申請締め切りが過ぎている!といったことがありましたが、そちらが緩和されました。

特に転居や業務の転換などで先が見えない方にはありがたい変更ですね。

②キャリアコンサルティング予約方法

次にお手続き前に受けなければならないキャリアコンサルティングについての予約方法です。

 ●昨年度まで:都道府県ごとの窓口(ハローワークもしくはWeb)で予約

 ●今年度から:全国共通のWebサイトもしくはハローワークへの問い合わせで予約

以前は都道府県ごとに窓口が異なりましたので、細かに確認をして問い合わせをする必要がありましたが、そちらが一つのWebサイトでまとめて確認できるようになりました。

Webでの予約ができないハローワークもありますが、そちらもまとめて記載されておりますので、ご自身のお住まいに併せてご対応が可能です。

・【公式】キャリア形成・リスキリング推進事業 厚生労働省委託事業

 https://carigaku.mhlw.go.jp

キャリアコンサルティング実施方法

キャリアコンサルティングの予約方法の変更に伴い、実施方法についても変更がありました。

 ●昨年度まで:原則対面での面談形式

 ●今年度から:対面・オンラインでの面談形式の選択が可能

オンラインでの対応ができるようになりました。今まではハローワーク等に行く必要がありましたので、時間の確保や調整に苦心した方もいらっしゃったかもしれませんが、よりフレキシブルに利用することができますね。

専門実践教育訓練給付金申請方法

最後にハローワークへの申請方法についてです。

 ●昨年度まで:ハローワーク窓口もしくは郵送での申請

 ●今年度から:上記に加えオンラインでの申請が可能

受給資格確認から受給申請まで全てをオンラインで実施できるようになりました。

詳細お手続き方法については厚生労働省の以下の記事をご参照ください。

・教育訓練給付の電子申請が誰でも「可能」になります!

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000160564_00036.html

https://www.mhlw.go.jp/content/001202245.pdf

・専門実践教育訓練給付金 提出書類チェックリスト

https://www.mhlw.go.jp/content/001235027.pdf

②~④の内容を踏まえ、全てをオンラインで完結できるようになっておりますので、今まで中々平日の日中でお時間が取りづらかった方も是非この機会にご活用ください!

■最後に

現在の国方針としてリスキリングに非常に力を入れております(5年間で1兆円の予算計上!)。

今年度の改定を経て、そのリスキリングに向けた受給手続きのハードルをかなり下げられる様になりました。

皆様のキャリア実現の第一歩として、是非この給付金を活用して学習に取り組んでいただけますと私共としても嬉しく思います。

お手続きの詳細など更に知りたい方は是非一度Webカウンセリングにご参加ください。

キャリアのこと、給付金のこと、講座のことと色々お話しさせていただきます。

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